「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

１４　『うつ』患者ってこわい？

どん底・・・『うつ』患者ってこわい？

　会津若松市の高校生が切断された母親の首を持って自首したらしい。
　彼には『通院歴あり』と報じられている。
　『うつ』だったのだろうか？
　何か最近の殺人事件って『通院歴あり』って人が多くないか？
　
　『うつ』患者って怖いっ！

　『うつ』歴３年を超す私ですら、そう思ってしまう。
　社会の皆様は如何なのだろうか？
　・・・きっと私以上にそう思ってんだろうな。

　でも・・・
　『うつ』なんて日常生活も侭成らない。
　『殺人』なんてクソ面倒臭いことが本当に出来るのだろうか？
　まあ。
　『人殺し』が出来りゃ『うつ』も完治してるってトコか。
　病気に関しちゃ『喜ぶべきこと』なんだろう・・・か？

　『殺人』なんて・・・
　２回目以降なら『快楽殺人』なんてモンもあるが。
　何も出来ない『うつ』患者は勿論のこと、『普通の感性』なら人を殺すなんてしないだろう。
　「『殺人』を一度経験したかった」なんて理由で・・・
　適当な家を探して『一家皆殺し』しちゃった中学生もいたっけ？
　まあ。何事も経験は大事なんだろうが。

　いくら何でも。
　イキナリ『一家皆殺し』は拙いのではないか。
　「『鮒』から始めて、『鮒』に終わる」
　『釣り』の格言をお勧めする。
　それでも、段階を踏んで・・・
　『大量殺人』なんか遣りたくなれば・・・
　『仏国外人部隊』へ入隊すれば良いんじゃないか？
　好きなだけ人が殺せるし。
　まあ。テメエの命の保障も無いが。

　『殺人』の構成要件には、『殺意』ってもんが絶対に必要らしい。
　だから『精神鑑定』なんてモンが実施される。

　『人殺しの善悪』が把握できる状態だったか否か。

　「『人殺し』が大好きっ！」ってなら精神鑑定なんかいらない。
　・・・それぞれ人には『好み』があることだし。
　「『人殺し』は悪いっ！」って思ってたら殺せないだろう？普通。

　結局は「殺人実行時に『錯乱状態』にあったか如何か」なんてえのが問題になる。
　だから・・・
　現行刑法では、「『シャブ』打って『通り魔殺人』なんて引き起こしたら『無罪』」なんてことになる。

　『殺したいほど憎い人』が居れば・・・
　『シャブ』打って『通り魔殺人』に見せかければ良いってことだ。
　法治国家？日本国がお勧めする『合法的な殺人手段』らしい。

　最近の殺人者に『うつ』も含め『精神疾患』での『通院歴あり』ってのが多いのは・・・
　或る意味「『精神病院』が日常の生活に近づいた」ってことじゃないのだろうか。
　昔なんか、「絶対に『精神病院』には通院できない」って『社会の眼』があったから。
　『癌』なんかと同じように『精神疾患』も早期発見が大切なんだと思う。
　発見が早い程、治りも早い。

　だから・・・
　「テメエのガキがヤバイ」なんて感じたら、
　即座に、無理矢理にでも精神内科への通院を始めるこった。
　『自殺』なら放って置いても、其れほど社会にゃ害はない。
　でも・・・『殺人』は拙い。
　それにガキのうちの早期『殺人』なら法律も社会の眼も未だ比較的温かい・・・ってか？

　別件で・・・
　「ヘルメット・ホルダーに１歳の赤ん坊を入れて置いたら死んだんで遺棄した」
　なんて記事があった。
　夫婦共々バイクで家出してたらしい。

　お父さんはパチンコに、
　お母さんは買い物に。
　とても忙しいお父さんとお母さん。
　抱いては行けないと、
　赤ん坊はバイクのヘルメット・ホルダーに入れておきます。
　・・・
　バイクに戻ったら赤ん坊は死んでいました。
　お父さんとお母さんはトテモ困ってしまいました。
　そこで近くのコンビニでゴミ袋を買って、
　死んだ赤ん坊を放り込んで捨てました・・・とさ。

　・・・中々出来るこっちゃない。
　大したものだ。

　まあ。
　夫婦の知能指数を考えれば・・・
　『過失致死』に『死体遺棄』ってトコか。
　『殺人』にゃならないんだろうな。
　・・・馬鹿の犯罪は！

　精神的な圧迫を受けた『母親殺し』
　精神的に稚拙な夫婦の『赤ん坊殺し』

　どっちが怖い？